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介護家族・介護士専門カウンセラー MELLOW

介護ストレスとうまく付き合っていくための、こころの安全基地

介護の仕方は、家族それぞれが大正解。声のかけ方も、それでいい。

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mellowz.biz/

 身内に認知症の症状がみられるようになり、意思の疎通もうまくいかなくなってきて、支えるご家族の生活スタイルが結果的にガラッと変わってしまうことが良く起こります。

 

 初めての介護はなかなか思い通りにできないものですし、急に始まった介護に大きな衝撃を受けますから、支える側のストレスも相当なものです。

 

 その後介護する生活が続き、だいたいのパターンがつかめてきてからも、今までうまくいっていた方法では対処できない事が出てきたりすると、なんとなく「やり方が悪いのかしら・・・」「まだまだうまくできなくて・・・」と、ご自分を責めてしまうことがあります。

 

 皆さんは認知症の症状に向き合い、対応するために、普段から色々な書籍やネットの記事を参考にしたり、介護保険を使ったサービスを検討してみたり、今の時点ですでに相当な努力をされている事と思います。

 

 

 そうなんです。

 皆さんは、普段からすでにかなり、相当、キャパオーバーになってもなお、ご自分を責めたり、今でさえいっぱいいっぱいの所に、一層努力して介護の勉強にはげみ、さらにご自分の役割を増やそうとしているんです。

 

 介護が必要な方への皆さんの気持ちは、もう十分すぎる位伝わっていると思いますよ。

 ですから、まず「今まで本当によく頑張ってきたね」と、自分の心にいたわりの言葉をかけてあげてください。

 そして、なお頑張ってしまいそうになった時には、「とりあえず、今はここまでにしておこうね」と、ストレスを増やさないように、心を向けてほしいと思います。

 

 家族のスタイルは、その家族それぞれです。話し方、暮らし方、生活時間の使い方、今までの家族のやり方が、その家族にとっては一番居心地が良いものでしょう。

 認知症の方への対応で、「やさしく声掛けをしてあげましょう」とか、「その人の世界を尊重してあげましょう」などと言われることがあります。

 

 ここで忘れがちなのは、「同時に、あなたの世界も尊重しましょう」という事です。

 

 言いたいことは、我慢しなくてもいいんですよ。

 心身ともにキツい時は、キツい顔を出していいんです。

 そもそも、何があっても笑って対応する事は、自分の心に反しています。

 心と体はつながっていて、そのバランスがうまく取れないと、ストレスにのまれてしまいます。

 

 たとえば、「ご飯を食べた・食べない問題」について。 

言い方としては「あら、まだだったね、ちょっと待っててね」と、対応する事が多いと思いますし、ほとんどの情報で、その対応を良しとしていると思います。

 ただ、あなたが落ち込んでいたり、カリカリしていた時、それをするのはとても大変で疲れる事ではありませんか?

 周りの、特に介護を引き受けない人は「それくらいうまく言ってやってよ」なんて言って、大変な事と理解する事すらないかもしれませんね。

 

 ストレスでうまく対応しづらい時に私のお勧めしている方法、それは「そのまんま」。

 「食べたよ」と、伝えることです。

 怒っていう事を聞かせる必要はありません。

 普段話すトーンで、「あなたの」事実を伝える事です。

「いいや、食べてない!」と、怒り出すかもしれません。

 この時、目的は「家族で争う」ことではありませんね。

 どっちの言い分が正しいかを決めることが目的でもありません。

 どちらの言い分も、それでヨシとしておくという事です。

言い合いになってしまいそうなときは、困りますね。

その時は、「私は困ったな」「怒られると、悲しいな」と伝えるといいと思います。

 

 私が思うに、そういうやり取りが「家族のやり取り」と思っています。

 認知症になって、認知症の人向けのやり取りだけをするお付き合いになると、今までの家族のやり取りが少なくなってきます。

 そうすると、家族間で戸惑いや困惑が増えますね。

 家族として伝わりやすい話し方は、今までしてきた話し方だと思います。

 その方が、伝わりやすい時もあります。

 

 私は普段、経営しているデイサービスにいます。

 要介護4のお客様と「ご飯を食べた・食べない問題」がよく起こります。

 その時は、事実をお伝えする事が多いです。

 ご家族と職員の立ち位置の差はありますが、うまくいっています。

 

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