どこまでが自分にとって重要な人間関係なんだろう・・・その目安とは②
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前回、人間関係を3つに分類していただきました。
①あなたがもっとも重要で、力を入れる必要を感じている人のこと
②その次に大切にしている人のこと
③そこまで深いお付き合いをしなくてもいいと感じている人のこと
あなたはどんな分類をしましたか?
では、それぞれの意味を見ていきましょう。
①あなたがもっとも重要で、力を入れる必要を感じている人のこと
→重要な他者
主に、配偶者・家族・子供・自分の両親・恋人・親友の事を「重要な他者」と考え
ます。
②その次に大切にしている人のこと
→まあまあ親しい人
主に、友人・知人・親戚などが、これに相当します。
義父や義母も、こちらに分類します。
③そこまで深いお付き合いをしなくてもいいと感じている人のこと
→職業上の役割における人間関係など
会社でのお付き合いはあるけど、退職したら基本的に付き合いがなくなる人が、
これに該当します。
学校の行事や、お子さんが通学する間関わる人間関係(ママ友など)も、こちらに
分類してみます。
これは、学校を卒業したらお付き合いしなくていい関係になるからです。
さて、あなたのした分類と比較して、ズレを感じる人はいましたか?
人間関係にしっくりしたものを感じない時は、大抵この人間関係の力の入れ具合に不都合な事が起こっています。
たとえば、
・夫(妻)が嫌いで、家庭内別居中
・モラルハラスメントの被害者だと自覚している
・家族と過ごす時間がほとんどなく、何をしているのかもよくわからない
・恋人はいるが、不安が強い、いつも恋人との事だけで頭がいっぱいになっている
・ついつい親友に依存してしまう、親しい中だから、多少は大目に見てもらえるはずと
思っている、もしくは、その逆である
・介護問題について、夫婦でまともに話ができない
・結婚後も、両親からの過干渉に参っている
・友人からの誘いに断りきれない、いつも自分が我慢をして相手に合わせている
・友人が自分の事を優先してくれないと頭にくる・もしくは、不安でたまらなくなる
・嫁姑問題に頭が痛い、いつもそのことを考えてしまう
・「嫁だから当たり前」と、必要以上に介護要員にされている
・多すぎる親戚づきあいに、自分の時間をさいて対処している
・家に帰っても、仕事の事が頭から離れない
・上司や先輩から攻撃されて、ヘトヘトで家に帰る
・休日出勤を断れない、毎日かなりの残業をするのが当たり前になっている
・嫌な事でも、上司や先輩から言われると、やらざるを得ない
・職場の嫌な人が気になって、夜も眠れない
・ママ友や学校のお付き合いを断れない
・自分の意見を積極的にいう事が難しくなってきている
などなど
挙げだしたらキリがない位、人間関係では不具合が起こりがちですね。
この分類と、あなたの分類がずれていた場合、そこがあなたの「人間関係のズレ」と言えます。
特に、②と③が①に分類されているような場合は、人間関係を整えていくと、かなりスッキリしたお付き合いになります。
次回は、具体的な距離の取り方についてお伝えします。
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