「どこに重点を置き、どこで力を抜くか」で、人間関係はもっと楽になる。あなたがまず重点を置くべき人は、あなたです。
カウンセリングHPはこちら
どこまでもまず相手の事情を思いやり、相手の気持ちを考え、波風を立てないように人付き合いをしよう・・・
おそらく、上記のように考えて行動する事が多い方は、自分の事情や気持ちをおろそかにしています。
・自分の気持ちは二の次
・自分の意見や事情より、相手の意見や事情を優先する
・たとえ自分がきつくても、相手のためを思うと無理せずにはいられない
・嫌な気持ちになっても、こらえてしまう
・自分が好きな事も、相手に合わせ我慢してしまう
こんな事が、いつもついてまわります。
こうなってしまうのは、ひとえに「自分のこころを守るため」ですね。
最近は「空気が読めない」という言葉に、とても臆病になっている方が多いと感じています。まるで「空気が読めない」という事について、読めないと自分がとても鈍感な人間で、悪い事をしているかのように思えるのではないでしょうか。
特に、相手の事を最優先に毎日を暮らしている事情のある方ほど、その気持ちが強いと感じます。
「空気など、読めなくて当然」なんです。
言い換えれば、「相手の事情など、推測しても、わからなくて当然」という事。
・きっとこう思っているだろう
・きっとこうしてほしいのだろう
こう考えても、推測と本当の相手の気持ちや事情とは根本的に違う という事です。
ここでもう一つ。相手の事情や気持ちに重点を置いてしまう方の特徴があります。
それは「本当は、自分の気持ちや事情を、相手も理解してくれているはず」と思ってしまいがちな事。
「そう思いたい」というのが、本当のところかもしれません。
・相手の事情を考慮してあげる=自分の事情も、いつか考慮してくれるはず
・相手に合わせて行動できれば(空気を読めば)、自分も同じようにしてもらえるはず
上記のようなことは、この先いくらがんばっても起こりません。
相手もまた、あなたの本当の気持ちや事情は分からないからです。
では、どうするか。
一番簡単な方法は、確認する事です。
自分の本当の気持ちや人の本当の気持ちは、なんとなく聞きづらいし、言いづらいものです。
したがって、気づけば双方の気持ちや事情を確認しないまま、なあなあで過ごしていることが、実はかなり多いのです。
まるで、ハッキリしないものを、手探り状態でなんとか確認しようとするようなものです。
・そんなことぐらい、言わなくてもわかるでしょ
・それくらいの事は、聞かなくても察してよ
上記のような事、言われたり、言ったりした経験はありませんか?
これは、間違っています。
・言わなければ、本当の事は伝わらない
・事情を理解していなければ、察することなどできない
これが本当の所です。
仕事においても、家庭においても、交友関係においてもです。
私たちは、一人として同じ人間ではありません。
考え方も、全く同じ人などいないのです。
事情も人それぞれ。それで、合っています。
まず、あなたにしていただきたいのは、「自分の気持ちはどうなのか」を最優先に考えてほしいという事。
そして、「それを相手に話してほしい」という事。
相手と意見が違っても構わないのです。
もともと違う考えを持った、一人の人間です。
もし、相手と意見や考え方が違った場合、「違うんだ」と思えれば、それでいい。 「なんとか相手の意見に合わせなければ」とか、「どうしても自分の事をわかってもらわなければ」とか、そういう事は不要です。
この事自体に、重点を置く必要はありません。
それをどうするかは、双方で話していくことでしか、解決しません。
もっと力を抜いて、違うところに重点をおきましょう。
大切なのは、自分のこころがどう思い、どう感じているか、それをあなたが理解しているかです。
[http://
にほんブログ村]
[http://
にほんブログ村:title]
[http://
にほんブログ村]
[http://
人気ブログランキングへ:title]