「介護する側が我慢するしかない」これはすでに相当な緊急事態です。
初めまして。介護家族・介護士専門カウンセラーの浦山です。
介護をする側のご家族、そして、介護を仕事にしている介護士の皆さんに、カウンセリングをしています。
私がお会いする皆さんにお伝えしている事、それは、
「介護する側のみが、我慢を強いられる必要はありません」という事です。
考えてみて下さい。介護に関する書籍や研修会、身内やお付き合いがある周りの方たち等から、今まで下記のような事を目にしたり、実際に言われた経験はありませんか?
<介護家族の方>
・認知症の人の世界を大切に、その人に合わせてあげて下さい
・何があっても怒らないであげてください
・家族にしかできない事、家族がやさしく寄り添ってあげてください
・世話をするのはお嫁さんの役目、介護は全部してください
<介護士の方>
・何を言われても、笑顔で対応してください
・暴力行為は病気のせいなので、介護士が我慢してください
・いやらしい事をされても、笑顔でゆるしてあげてください
・何があっても、うまく対処できないあなたの責任です などなど。
総括すれば、「あなたがすべて我慢しろ、でも、する事は完璧にしろ」と言われているようなものです。
この現状に、一体どれ位の期間我慢できますか?
実際にそのようにしてきて、みなさん自身のストレスはたまりにたまっていませんか?
我慢には、限界があります。結果的に自分自身を大切にする時間すら持てなくなり、重度のストレスを抱え、気づけばうつ病になっていたという事も、珍しくありません。
私は、そんなストレスから解放され、自分を大切にするためのカウンセリングを行っています。
このブログでは、実際にカウンセリングでお会いできない方のために、色々な事をお伝えしていこうと思っています。
皆さんの「こころの安全基地」になれたら、幸いです。