<介護士の方へ>上司や先輩は、偉い人ではありません。あなたと対等の立場の人です。
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・時間がないのに、先輩から次々と仕事を押し付けられる
・時間外勤務は当たり前と言われるし、休みでも急な出勤を断れない
・どうしたらいいのか相談したら「適当にやっておけ」と言われるだけ
・良い事は上司の手柄、悪い事は職員の責任と言われる
・転倒なんてさせてしまったら、何人もの上司に囲まれて説教される
・意見を言えるような雰囲気ではない
・上司に威嚇され、事業所内がいつも殺伐としている
・上司の顔色をうかがいながら働いている
・指示の通りにしても、逆の事をしろと怒られた
上記のような事、職場で起こっていませんか?
例に挙げたことは、ほんの一部分です。
おそらく、しっかりとした入社研修もなく、すぐに現場に入るように言われ、
気付いたらこんなことになっていた・・・といったところではないでしょうか。
もしくは、入社時に経営者から大変すばらしい話を聞き、実際現場に入ったら、
話とはまったく違う現状に、唖然としてしまったり。
いつもなんとなくビクビクしながら、勤務していませんか?
介護事業所であれば、下記のような方たち。
・経営者
・管理者
・相談員
・自分より早く入社した先輩
・看護師 など。
新人として入社したり、周りにいる人たちが年上だったり、経験豊富な人たちだったとしたら、なんとなく自分が気を使って勤務してしまうことがありませんか?
役職のついている人は、その役職を全うするという契約を、会社としています。
例えば、経営者は「会社経営をする」という役割。
管理者は「事業所を管理する」という役割。
相談員は「相談業務を全うする」という役割。
看護師は「看護業務を全うする」という役割。
それぞれの役割を担って勤務しているのですが、その中に
「偉い人として勤務する」というものは、ひとつもありません。
どの立場の人もです。
もしあなたが介護職員として勤務しているなら、介護職としての任務を全うするという役割になります。
その時点で、全ての社員は対等です。
それぞれの職務を、それぞれがきちんと全うするというお付き合いです。
そして、そこまでが、社員同士で許されている対等な付き合い方です。
それぞれの立場でそれぞれの仕事を全うする事が、通常の勤務なのです。
しかし、それを勘違いしてしまうと、途端に偉そうな態度をとってみたり、
相手の事を考えず、自分にとって有利になるような事しか言わなくなったり。
これを、「厚顔無恥」と言います。
そもそも、立場をきちんと理解している人なら、偉そうな態度など、はじめから取りません。
なぜそのような事になってしまうのか、これは、「困っているから」でしょう。
責任をうまく全うできず、誰かに助けてほしいけど、それが立場上普通に言えない。
なので、周囲に一番効果的に効く方法、それが「威嚇」であり、「偉そうな態度」であったというだけの事です。
さて、それをあなたが聞くべきか。
続きは次回。